どこでもオフィスを実現するAmazon Workspaceとは?個人利用も解説

Amazon Workspaceのロゴ|KEN'S BUSINESS|ケンズビジネス|職場問題の解決サイト中間管理職・サラリーマン・上司と部下の「悩み」を解決する情報サイト 営業先で使える雑談ネタ

嶋コンサルではAmazon WorkSpaces(アマゾンワークスペース)を活用しています。

今回は、実際に仕事や個人利用で使ってみた感想をもとにAmazon WorkSpacesを紹介したいと思います。

Amazon Workspaceといった仮想デスクトップとはどういったもの?

デスクトップパソコンの写真|KEN'S BUSINESS|ケンズビジネス|職場問題の解決サイト

Amazon WorkSpacesは仮想デスクトップサービスです。

まずは、仮想デスクトップとは何かという説明から始めましょう。

仮想デスクトップ(Virtual Desktop Infrastructure;VDIとも)とは、データセンターなどのサーバー上で仮想マシンを走らせ、各ユーザーのクライアント端末ごとにデスクトップ環境を動作させ、画面のみを転送・操作する技術のことです。

リモートデスクトップというものがありますが、形態としてはこれによく似ています。

仮想デスクトップスターターパック - AWS関連サービス・取扱いプロダクト | 株式会社サーバーワークス - AWS導入・構築・運用・代行サービス |  関連, 図, サーバー
画像の出典:serverworks.co.jp

仮想デスクトップは、画面のみを転送して操作することで、PCにデータを残さずに利用できるため、PCの紛失や盗難によるデータ漏洩のリスクを軽減することができます。

これにより、PCの紛失や盗難によるデータ漏洩のリスクを低減することができます。

利便性を維持しつつ、セキュリティを確保し、柔軟で多様なワークスタイルを選択することができます。

新型コロナウイルス感染症拡大によって、働く場所を選ばないリモートワークが広がりはじめていますが、Amazon Workspaceはそういった時代にとてもマッチしているサービスです。

仮想デスクトップサービスのメリット

オフィスにあるパソコンの写真|KEN'S BUSINESS|ケンズビジネス|職場問題の解決サイト

私はAmazon WorkSpacesを3年以上利用していますが、個人的に利用してよかったと思う点は2つあります。

  1. どんな場所でも自分のPCデスクトップで仕事できる
    嶋コンサルでは、個人事業主としてのコンサルティングと、大企業の責任者を兼務しています(いわゆるダブルワーク、複業ですね)。
    自宅、コンサルオフィス(レンタルオフィス)、会社という3つの異なる場所を持っていますが、どのような場所からでも仮想デスクトップに接続すれば、使い慣れた自分のデスクトップ環境が呼び出せます。これにより急な要件にもすぐに対応できてとても便利です。
  2. 残業時間の削減
    外出先からでも自分のデスクトップを呼び出して、ビジネスを継続できるためにコンサルオフィスや会社に戻る必要がほとんどなくなりました。直行直帰がしやすくなり、空いた時間を活用できるようになったことで、勤務時間が短縮され、仕事後のプライベートな時間も充実してきました。

Amazon WorkSpacesとは?

Amazonの社屋|KEN'S BUSINESS|ケンズビジネス|職場問題の解決サイト

Amazon WorkSpacesは、インターネットに接続された端末であればいつでもどこでも利用可能なマネージド型の仮想デスクトップサービスです。

私のような個人事業主や会社員といった個人が利用できる仮想デスクトップサービスとしては、今回ご紹介しているAmazon Workspaceを含め、いくつかサービスがあります。

  • お名前.comデスクトップクラウド
  • ConoHa Windows Server
  • さくらVPS Windows Server

数ある仮想デスクトップサービスの中で、なぜAmazon WorkSpacesが選ばれるのでしょうか?

スモールスタートが可能な料金体系

Amazon WorkSapcesは、初期投資(イニシャルコスト)が必要ありません。

月額料金は2種類あり、仮想デスクトップの利用状況に応じて選べます。

固定料金(月額料金):5,000円前後

固定の月額料金で、時間無制限にご利用いただけます。

いつでもAmazon Workspaceへ接続することができます。

従量制料金(時間単位の料金):最低固定料金1,500円~

月に数日しか利用しない、あるいは短期間しか利用しない場合は、時間単位で課金することで費用を少額に抑えることができます。

最低利用台数の設定はなく、1台からのスタートが可能なため、個人事業主といったスモールビジネスによる人員の増加などにも対応することができます。

アクセスする端末を選ばない

PC端末やタブレットなど、あらゆるデバイスでAmazon WorkSpacesを利用できます。

Amazon WorkSpacesを利用できる端末一覧

  • Windowsコンピュータ
  • Macコンピュータ
  • クロームブック
  • iPad(アイパッド
  • Fireタブレット
  • Androidタブレット
  • ZeroClientデバイス

Anazon WorkSpacesを利用するには、各デバイスに専用のクライアントソフトウェアをインストールし、インターネット経由で接続します。

各OSやデバイスに対応したクライアントソフトウェアは、Amazonのサイトで無料で提供されています。

ちなみにこの記事はDell社のWyseシンクライアント端末からAmazon Workspaceへ接続して書かれています。

バックアップやセキュリティも万全

セキュリティのイメージ|KEN'S BUSINESS|ケンズビジネス|職場問題の解決サイト

Dドライブ(ユーザー領域)は12時間ごとに自動的にバックアップされるので、万が一の事態にも備えることができます。

また、Amazon WorkSpacesが再構築された場合でも、Dドライブに保存されたデータはバックアップから復元できるため、すぐに既存の環境に戻すことができます。

また、Amazon WorkSpacesの画面転送には、WSP(Amazon Workspace Streaming Protocol)を採用しています。

WSPはユーザーのデスクトップ・コンピューティング・プロセスの結果を圧縮、暗号化し、画面のみをユーザーのデバイスに送信します。

また、ユーザー認証にはSSLプロトコルが使用されます。

これらのプロトコルは、Amazon WorkSpacesに接続するために皆さんのアクセス環境とAmazon Workspace間の接続を保護するために使用されます。

まとめ:ビジネスを止めない仮想デスクトップはおすすめ!

今では、このようなことが個人レベルで簡単にできるようになりました。

以前にもこのような仮想デスクトップサービスはありましたが、制約が多く、料金も高くて使い勝手がよくありませんでした。

また、仮想デスクトップサービスを提供する企業自体の信頼性や体力も不足していたため、利用するには多くのリスクがありました(例えば、クラウドサービス事業者がデータを削除したり、サービス事業者が顧客データにアクセスしたりする事件)。

ところが今では、EC事業者最大手のAmazonが個人レベルで簡単に契約でき、わずか数分で使い始められる環境を整備しています。

ちなみに世の中のスマホアプリやWebサービスは、Amazonの提供している「EC2」という仮想基盤で支えられているんですよ。

これは本当にすごいことです。

高性能なノートパソコンやデスクトップパソコンはたくさんありますが、高性能なパソコンでも、複数のウィンドウで同時にいろいろな作業をすると動作が遅くなることがあります。

仮想デスクトップは必要に応じてスペックを上げたり、下げたりすることができます。

30万円のハイスペックなデスクトップパソコンを5年契約するよりも、月々5,000円のAWSを5年契約する方がいいのです。

計算してみましょう。

仮に、Amazon WorkSpacesを月額料金で利用すると、

5,000円×12ヶ月×5年=300,000円

デスクトップパソコンは5年経てば、性能が古くなってしまい、OSやソフトのバージョンが上がって要求される性能も上がるため、買い替えを余儀なくされるでしょう。

しかし、Amazon WorkSpacesは常に最新のCPUとメモリを搭載してサービスを提供してくれます。

将来的には月額料金が引き上げられるかもしれませんが、その頃にはハイスペックなデスクトップパソコンのパーツの価格が上がっているでしょうから、相対的に見てもAmazon Workspaceとパソコンの料金差はないと言えるでしょう。

デスクトップパソコンをお持ちの方は、今後5年間は故障や不具合のリスクがあり、そのたびに自分で修理をしなければなりません。

修理業者に頼むとその間使えなくなってしまいます。

Amazon Workspaceはワールドクラスのサーバー技術者が常に監視し、必要に応じてメンテナンスをしてくれますのでそういった故障や不具合のリスクについて一切考える必要はありません。

タイトルとURLをコピーしました