《2022朝礼ネタ》難しい相手との交渉は過大要求法を使う

心理学ネタ

社内外を問わず、誰かの力を借りないといけないケースは、誰にでも起こりえます。

ときには普段あまりコミュニケーションが取れていない、他部署の責任者に大きなお願いごとをしなければいけない時もあるでしょう。

そんなときには、「ドア・イン・ザ・フェイス(過大要求法)」という心理学を応用してみてください。

「ドア・イン・ザ・フェイス(過大要求法)」とは、お願いごとをするときに、まず最初にあえて大きなお願いをし、断られたあとで小さなお願いをすれば、すんなり聞き入れてくれる心理手法のことを指します。

たとえば、他部署の部長に説明する機会が欲しいときに、いきなり「すみません説明したいので1時間ほどお時間をください」といっても、「あとにしてくれ!」と一喝されてしまうかもしれません。

そのようなときには、以下のようにお願いしてみましょう。

「今度ご説明したいことがあります。そちらの部署の方全員にお伝えしたいので、来週の月曜日に部署の方全員集まって頂いてもいいでしょうか」

こう言うと、きっと「そんな大人数は無理だし、忙しくて時間がとれない」と回答がくるかもしれません。

このような断り文句が来たときがチャンスです。

「では、部署の方全員が無理なら、まずは部長にだけご説明しますので1時間だけ頂けませんか?」と言ってみましょう。

これなら、きっとすんなりとOKしてくれるはずです。

この心理学は、ビジネスはもちろん夫婦間や友達の間でも使えるかもしれません。

ぜひ一度試してみることをオススメします。

タイトルとURLをコピーしました