うざい上司と上手に付き合う方法

主張の強い職場の人|KEN'S BUSINESS|ケンズビジネス|職場問題の解決サイト中間管理職・サラリーマン・上司と部下の「悩み」を解決する情報サイト 上司の悩み解決
The chief manager is yelling at the employees who work late.

今の上司とうまく付き合えないでいます……向こうは私のことをあまり好きではないという感じです。
これからもこの上司の下で働くのかと思うと憂鬱です…。上司と合わない場合はどうしたら宜しいでしょうか?

KEN’S BUSINESSに寄せられた、ある若手社員からのお悩み

こんなご連絡を頂きました。

私は長年サラリーマンをしており、何人もの上司と仕事をしてきましたので、この若手社員からのお悩みは非常に共感できる部分があります。

現在は大手企業で600人もの部下を持つ「上司」ですが、今日は上司も部下のどちら側も経験した身からのアドバイスをお送りします。

うざい上司はどこにでもいると割り切るしかない!

上司と部下|KEN'S BUSINESS|ケンズビジネス|職場問題の解決サイト

このタイトルに尽きます。

拍子抜けしましたか?

まだ読み終えるのには早いですよ。

納得いく理由を述べていきますので、最後までとりあえず読んでみて下さい。

うざい上司から逃げても、異動先の部署には別のうざい上司がいる

上司の写真|KEN'S BUSINESS|ケンズビジネス|職場問題の解決サイト

私の過去の経験で恐縮ですが、50%以上の上司とうまくいきませんでしたよ。

  • 50%の上司は自分が非常にストレスを感じるほど合わず
  • 残りの50%は自分と合わない部分もあるが、ストレスを感じるほどではなかった

100人の上司がいれば、100通りの性格や価値観があるわけですから、「100%合う」という人はまずいないでしょう。

つまり、自分にぴったりの上司というのは存在しないのです。

たとえ血のつながった両親でも、「相性100%」といえるケースは好きないでしょう。

それを考えれば、余計に赤の他人である上司とうまくやれること自体、奇跡といえるかもしれません。

組織人である以上上司は選べないと割り切る 

上司とディスカッション|KEN'S BUSINESS|ケンズビジネス|職場問題の解決サイト

あなたは「上司と合わない」と思っていますが、上司もあなたを見て「あの部下は合わない」と感じているかも知れません。

組織は定期的なジョブローテーションがあるので、上司と部下の相性を見て組み合わせ方を考えることはほとんどありません。

そのため、合わない上司合う上司の組み合わせが必ず存在し、それが繰り返されます。

それが組織の運営というものです。

うざい上司にうまく対応するための3つの方法

仕事をしている女性|KEN'S BUSINESS|ケンズビジネス|職場問題の解決サイト

上司との関係がうまくいかない場合、3つの対応が考えられます。

  1. 上司に合わせる
  2. 組織の中で活躍することを当面はあきらめ、傍観者の意識でいる(人事異動の時期を待つ)
  3. 組織を辞めて別の組織に移る(辞職、転職)

第2・第3の選択肢は、かなりの覚悟が必要で、インパクトも大きいので、まずは第1の選択肢、上司に合わせることを試してみてましょう。

それで問題が解決しなければ、第2・第3の選択肢に移ることをオススメします。

なぜなら…?

第2の選択肢を選んだ場合、嫌な上司が数年後に辞めるという保証はなく、つぎの上司も良い上司である保証はありません。

私の経験では、50%は合わない上司であるため、大きなギャンブルになります。

今風に言えば「上司ガチャ」ということでしょう。

第3を選んだ場合、次の組織で正しい上司に出会える可能性は100%ありません。

言い換えれば、どこにでも自分に合わない上司は必ずいるということです。

合わない上司でも組織上、評価された理由がある

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あなたの上司と相性が合わないかもしれませんが、そんな上司も何らかの理由でリーダーやマネージャーと呼ばれる役職に就いています。

これはたとえうざい上司だったとしても、会社側がその上司のことを少なからず評価していたといえるでしょう。

  • なぜその上司は昇進したのか?
  • その人はどんな人なのか?
  • プライベートでは何をしているのか?

少し考えを巡らせてみて下さい。

合わない上司とでも物事のとらえ方を変えると、その上司にも「良い面」が見つかるかもしれません。

他人は変えられないのです。

自分の「見方」を変えることで、より良い意識で仕事に取り組めるようになるでしょう。

「自分と合わない上司」「うざい上司」に会っても、あなたが将来上司になったときの「なってはいけない反面教師」だと思ってみるのもいいかもしれませんね。

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