令和の時代に必ず変わる5つの価値観

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いよいよ平成の時代が終わり、令和の時代に入りました。

私たち日本人がこれほど強く時代の変化を感じ、それを社会全体で等しく共有するのは初めてのことかもしれません。

良いか悪いかは別にして、私たちはそれぞれの時代に横たわる「価値観」に多かれ少なかれ影響を受けています。

今回は令和の時代に大きく変わりそうな価値観について考えてみたいと思います。

東京への憧れ、東京の存在感

東京|KEN'S BUSINESS|ケンズビジネス|職場問題の解決サイト

異議を唱える人は、すでに少ないでしょう。

平成から始まったインターネットによる情報革命により、場所による情報の格差はほとんどなくなりました。

さらに新型コロナウイルス感染症によるテレワーク、副業解禁の流れで多くの人が「東京に勤務地を持たなくても仕事ができきる」ことの実感を得ています。

品揃えの多いお店はネット上にあるのが当たり前になりました。

リアルな世界の大きなメリットだったイベントでの出会いの機会も、オンラインに移行しています。

娯楽や学習の場も、急速にオンライン化が進んでいます。

もちろん、東京というひとつの地域としての魅力はこれからもあります。

しかし、多くの日本人が東京に対して持っていた「憧れ」「あらゆる面で優れている」といった価値観は、令和の時代には消えてしまう可能性が高いでしょう。

一つの会社で働くのが良いという価値観

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私の世代は、この価値観を持つ最後の世代になるでしょう。

この世代でも、おそらく半数近くが転職を経験しているのではないでしょうか。

逆に、新卒で入社した会社に30年ほど在籍している人も半数ほどいます。

そんな中で「定年」や、さらには「早期退職制度」について身近に感じている方も多いのではないでしょうか。

何の問題もなく行けると思う!という人はすでに少数派になっているかもしれません。

「人生100年」というキーワードが一般的になり、トヨタ自動車の社長や日本経済団体連合会の会長までもが「終身雇用は難しい」と断言しました。

また、「副業」「パラレルワーカー」という言葉も一般的になってきました。

身近なところでは、ウーバーイーツネット副業です。

一度に一つの仕事しかしないという常識が崩れつつあります。

この傾向は、経済が下降線をたどると予想される今後5年以内に加速するでしょう。

10年も経たないうちに、終身雇用という価値観は過去のものになるという感覚を抱いています。

これらは、すでに多くの人が変わると思っている昭和のレガシーな価値観です。

一つの場所に長く住むのが当たり前という価値観

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この価値観は、特にここ1〜2年で大きく変化しています。

その背景には、ADDressHostel Lifeなど、「定額で住み放題」という新しいサービスの実現があることは間違いありません。

それ以前にも、「シェアハウス」「シェアオフィス」「コワーキング」など、「シェアリングエコノミー」と呼ばれる、住む場所だけでなく働く場所も共有する動きがありました。

実は、「自動運転」という技術革新も大きく影響していると言われています。

長距離バスやキャンピングカーが自動運転になったときのことを想像してみてください。

寝て、起きて、気がついたらまったく別の場所にいる。そして、それがそのまま生活になるのです。

人生を見る目が変わりますよね。

もちろん、すべての人がそれを望んでいるわけではないでしょう。

でも、それが選択肢のひとつになることは素晴らしいことだと思います。

住むということ自体が大きく変化しています。

仮に令和年代が30年続いたとしたら、その中頃か終わり頃には、今とはまったく違う「住む」という感覚が浸透している世界になっているかもしれません。

結婚や血縁関係が当たり前という家族観

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核家族化が進み、実子がいるいないにかかわらず、現代社会では年齢を重ねるほどに「孤独」になっていきます。

そこで問題になるのが、いわゆる「孤独死」です。

「待機児童」という言葉が久しいですが、このままいくと公営の老人ホームや住宅には「待機老人」があふれているはずです。

この問題を自力で改善するためには、血縁関係のない者同士の同居や共同生活がますます増えていくと予想されます。

それは、血縁のない共同体と家族の中間的な関係です。

つまり、「血縁」に頼らない「家族」を作らざるを得ない社会が目の前に迫っているのです。

令和の時代に入り、家族の形自体が少しずつ変わってきているのです。

経済的な成功こそが人生を充実させる最良の方法であるという価値観

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この価値観がある意味で一番大きな変化かもしれません。

これを「お金が人生のすべてではない」と解釈するのが一般的でしょう。

しかし実は、もうひとつの重要な意味も含んでいます。

それは経済的な価値だけでなく、人間関係などからくる社会的な価値が、より直接的な「生きがい」になるということです。

今でも田舎には地域で助け合うような関係性が残っています。

企業がCSVSDGsを意識する流れはある意味、変化する価値観への対応といえるかもしれません。

良い意味で、人々がより直接的に社会を意識して仕事をするようになるのではないでしょうか。

最後に:令和時代はあらゆるモノが変化していく

このような大きな価値観の変化は、すでに始まっており、今後も加速していくでしょう。

まさに私達は世界レベルの変革の真っ只中にいるのです。

価値観がますます多様化していき、この流れを止めることはできません。

誰も我慢して生きることを望んでいないので、この流れは止まらないでしょう。

一方で、これまで以上に自立した生活が求められる社会になることも意味しています。

昭和の高度経済成長期以降、日本人はこの「自立」をあまりにも軽んじてきたような気がします。

欧米諸国では、会社に勤めている人はたくさんいますが、日本語の「サラリーマン」という言葉に潜む「奴隷」や「非主体性」を表現する言葉はありません。

世界の人々は、自分に正直で、いい意味でわがままです。

ある意味、自立していて、成熟していて、幸せを追求することに誠実なのです。

今の日本も紆余曲折はありましたが、やっとその方向に向かっていると思います。

人々はもっと自由に動き、自分が役に立てる場所を探すでしょう。

多様な価値観の中で、より素直に自分の幸せを追求するようになります。

だからこそ、他者や社会への意識が高まり、その中で貢献しながら生きていこうとするでしょう。

このような方向性があるからこそ、今後、コミュニティの価値が高まっていくのではないでしょうか?

皆さんで言えば、会社というコミュニティがそうです。

当サイトには、職場における課題解決のヒントだけでなく、幸せに生きていくためのヒントもたくさんあります。

これらの記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

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