「同じ色」「似たようなパターン」のなかに、ひとつだけ違ったものを入れると、無意識に印象に残る効果を「レストルフ効果」と呼びます。
レストルフ効果は、1933年にドイツの精神科医「ヘドヴィッヒ・フォン・レストルフ」によって提唱されました。
朝礼で話すポイント|パワポで使う色を2色にすると効果的
この効果は、社内のメールやプレゼンで効果を発揮しますが、注意点もあります。
まず、社内のメールでは自分が強調したい文字や内容のところだけを、「1ヶ所だけ」色を変えると印象に残りやすくなります。
ただし、「あれも強調したい…ここも大事だ」となり、赤やオレンジなどの色を多用したり、いくつも強調するのは控えたほうがいいでしょう。
社外では、お客様へのプレゼン資料作成にも使えます。
いくつかの商品を提案する場合に、どうでもよい商品はグレーにしておき、際立たせてたい商品「ひとつだけ」に色を付けてパワポに載せます。
これは「ワンカラー効果」ともいいますが、相手に強いインパクトを残すことができます。
この朝礼ネタのブログも、ひとつだけ色を変えてみました。印象に残ったでしょうか?
一度みなさんのビジネスの現場でも試してみてください。