《2021朝礼ネタ》野球に学ぶひとつのミスが生み出す効果

《2023年》朝礼ネタ

スポーツを見ていると、たくさん学ぶところがあります。

先日、プロ野球で印象的なシーンがありました。

ある選手が守備でエラーをしていまい、試合中にもかかわらずベンチで涙を流していたのです。

そのことがネット上でも話題となり、「試合中に泣くのはプロとしてどうなのか」、「いや真摯に取り組んでいるからこそ悔しいのだ」と、賛否両論となりました。

しかし私の印象に残っているのはその涙よりも、周りの対応です。

ある先輩選手は、涙が止まらないその選手に懸命に声をかけ、試合後にはコーチが他の選手も交えて居残り練習を行いました。

仕事をする上でミスはつきものです。

大事なのはそれをどうカバーするかです。

仕事はひとりでしているのではありません。

一番よくないのは、そのミスした人を放置することです。

叱責してもいい、アドバイスしてもいい。

ひとりで処理させず、どうやったらそのミスを解決できるか、今後同じミスを犯さないためにはどうしたらよいか、みんなで考えることが重要です。

ひとつのミスを周囲のみんなでフォローすることで、もしかしたら、よりよい結果を導くことができるかもしれません。

さきに紹介した選手のいるチームはその年日本一に輝いています。

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