ラテマネーという言葉をご存知でしょうか。
ラテマネーの法則ともいわれますが、結論からいえば「あなたが普段無意識に使っている小さな消費」のことをいいます。
通勤途中のモーニングコーヒー、勤務中のカップコーヒー……思い当たりませんか?
今回はラテマネーについてご紹介します。
ラテマネーの語源
「ラテマネー」は、アメリカで人気ナンバーワン資産アドバイザーのDavid Bach氏が考案した造語です。
ラテマネーという言葉はDavid Bach氏の著書である
「The Automatic Millionaire|ザ・オートマチック・ミリオネア」
という本で登場しました。
著書の中でDavid氏はラテマネーを「毎日何気なく使ってしまうお金」と定義しています。
毎日何気なく使ってしまうお金
ラテマネーの具体例としては以下のようなものがあります。
- モーニング・ブレークコーヒーを買う
- コンビニでスナックを買う
- ATM出金手数料
- 自動販売機の利用
以上のようなものがあります。みなさんも心当たりはありませんか?
ラテマネーの名前の通り、ジャンルとしては「ラテ」(コーヒー)が一番みなさんに当てはまるでしょう。
例えば、コンビニの100円コーヒーを通勤途中で毎日買うとしましょう。
土日休みで、月あたりの勤務日数が22日と仮定すると、年間でいくらになるのでしょうか?
コーヒーの値段 | 1年 | 5年 | 10年 |
100円/1杯 | 26,400円 | 132,000円 | 2,640,000円 |
「なんでも年単位で掛けていけば数が多くなるのが当たり前だろ!」
という反論が聞こえてきそうですが、確かにあなたの仰るとおりです。
ですが、実際にコスト削減に成功している組織やビジネスパーソンというのは、こういった部分にまで意識を巡らせているのもまた事実なのです。
塵も積もれば山となる
ラテマネーに対応する日本語としては、「塵も積もれば山となる」でしょうか。
塵も積もれば山となる
読み方:ちりもつもればやまとなる
別表記:チリも積もれば山となるひとつひとつは取るに足りない僅かなものでも、積もり積もった暁には大きな山のようにそびえるものだ、積み重ねを侮ってはいけない、と言った意味合いの表現。
引用:Weblio辞書
ラテマネーを意識すると以下のメリットがあります。
なぜかいつもお金がない状態を回避できる
ラテマネーを意識すれば、給料日前なぜか「お金がない!」という状態を回避できます。
お金が貯まる体質になる
ラテマネーを意識するということは、自分の生活スタイルに意識を向けるということです。
お金が貯まる人というのは、ラテマネー・固定費に気を遣っています。
ラテマネーを意識して、貯まる体質を目指しましょう。
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まとめ
普段何気なく使っているお金、「ラテマネー」について解説しましたがいかがでしたか?
小さな支出の積み重ねが、塵も積もれば大きな支出となることが分かりました。
節約しているのになぜかお金がない!という人は、ラテマネーをぜひ意識してみて下さい。