「あなたは、周囲の5人の性格を平均したものだ」
いわゆる5人の法則。このような話を聞いたことはないでしょうか。
今回の記事は、あなたの自己啓発にもつながる法則についてご紹介します。
【5人の法則】とは?
アメリカの有名起業家、ジム・ローン(Jim Rohn)の言葉です。あなたの周りの5人の平均があなたである
You’re The Average Of The Five People You Spend The Most Time With
いわゆる、つるみの法則とも言われています。
日本においても、先人が残した言葉がありましたね。
「類は友を呼ぶ」
これも同じ類のものです。
5人の法則は、
- 年収
- 学歴
- 性格
などが、あなたがよく付き合っている周囲の5人の平均になってしまうのです。
チャンスを逃すのは付き合っている周囲の影響?
実はこの5人の法則は、セルフブランディングにも関わってきます(セルフブランディングとはこちらの記事を参照下さい)。
つまり、その5人のコミュニティより外側の人からあなたを見た場合に、
- あの人はあんな人と付き合っているから~……
- なんだか頭の良さそうな人たちだな
- なんだか似た者同士だな……
このように、あなた自身だけでなくその取り巻き(=周囲の5人)が「あなた」という印象の形成に影響しているのです。
ですから、あなた自身が自己啓発でもっと高い場所を目指すには、ご自身のお気持ちもですが、いつも付き合っている周囲の人たちも変えていかなければいけません。
実際にあった話で、
- ある人(Aさん)がNさんに仕事を頼もうとしていたのですが、AさんはNさんが談笑していたグループの顔ぶれを見て、頼もうとしていた仕事を本人に伝えず取り下げた
ということがありました。
この時点で、Nさんは将来につながる仕事を手にできなかったことになります。
あなた自身も、知らないうちに他の人から思いもよらぬジャッジをされている場合があります。
5人の法則は不可抗力でしょうか。
いいえ、そんなことはありません。
5人の法則を活用する
結論からいえば5人の法則を活用することで、あなた自身を良い方向にも、悪い方向にも向かせられます。
良い活用方法
5人の法則をあなたにとって良い意味で活用するには、
- 憧れている人の近くにいく
- 成功者を自分のコミュニティに入れる、自ら入る
いずれも、自分のコミュニティ内に憧れている人、成功者を置くことで自然と感化されていくことを狙っています。
逆説的にも、
- あなた以外の人は、あなたの評価も多分に影響している
ともいえます。
あなたが変わりたい!と思うのなら、付き合う人をも変えていかなければならないのです。
まとめ
あなたの性格は周囲5人の平均であると題して、5人の法則について説明しました。
先人たちの残した「類は友を呼ぶ」という言葉は、非常に洞察力に優れた言葉だと驚きますね。
あなたが仕事でより成功したいと思うのなら、周囲の5人をも変えていかなければいけないのです。