朝礼ネタ|家康に学ぶ上司と部下の理想的な関係

上司に提言する部下 《2023年》朝礼ネタ

少し前なのですが、とある仕事でご一緒させていただいた方がいます。

役職のある方なので、その方が指示するとさっと部下が動くのが普通だと、そう思っていたのです。

しかし実際その方と部下とのやり取りを見て、私は驚きました。

部下は指示に対して黙って動くのではなく、問題点を指摘したり時には拒否したりしているのです。

それを笑いながら享受するその方を見て、私はかの武将徳川家康を思い出しました。

「いさめてくれる部下は、一番槍をする勇士より値打ちがある」

部下を大事にしていた徳川家康の名言です。

朝礼のポイント|家康も心理的安全性を重んじた!?

私はその光景から、徳川の心のあり方を学んだような気がしました。

部下の言っていることが正しくても、ついカッとなって頭ごなしに否定してしまう上司もいるでしょう。

上司に嫌われるのが怖くて、自分が真に正しいと思うことを言えない部下もいると思います。

しかしそんな環境下では、本当に良い仕事が生まれません。

良い関係を築くためには、上司側も部下側も努力が必要です。

部下の言葉を受け止められる広い心、思った言葉を口にする勇気などなど、必要な努力の内容はひとそれぞれ違うことでしょう。

しかし大切なのは、上司だから絶対的な指示が出せるとか、部下だから何も言えないということではないこと。

いい関係を築き、いい仕事へと発展させていきたいですね。

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