スポーツには、発祥国による特徴が出ているものが多くあります。
たとえば、英国発祥のスポーツには、よほどの場合を除いて“天候によって中止になることがない”という特徴があります。
サッカーやゴルフがその例で、前者は雪が積もって真っ白なピッチの上でも平気で開催されます。
そんな場合に向けたピンク色のボールが用意されているほどで、後者も自然との戦いという一面がある為、大雨や嵐でもない限り、天候での中止は滅多にありません。
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そして、アメリカが発祥のものに多い特徴は、“相手と同じ回数分、攻めるチャンスがある”ことです。
野球はご存知のように、攻撃側と守備側を同じ回数だけ行って勝負するスポーツで、アメリカンフットボールも決められた時間によって攻撃側と守備側が交替します。
そういった区切りのないバスケットボールでも、必ず点をとられた側のボールから始まることで、攻撃のチャンスを可能な限り平等にしていると考えていいでしょう。
アメリカ発祥のスポーツにそういったルールのものが多い理由は、かつての植民地だった時代が大きく影響しており、白人と黒人を平等に扱って欲しいという願いから、スポーツの中だけでも両者を平等にしたいと考え、そのようになったと言われています。
今回はスポーツネタでしたが、普段の生活で「当たり前」に見過ごしているようなことでも、意外に奥深いものがあったり、雑談ネタとして使えることがあるのかもしれませんね。