新型コロナウイルスの蔓延に伴い、私たちの日常生活や職場では、目まぐるしい環境変化が起きています。
その影響は人それぞれですが、中にはコロナを利用して心理的に「コロナ・マウント」を取り、人より優位に立つ人もいるようです。
女性向け総合メディア「Lip Pop」では、10代から50代の男女を対象に、コロナマウントについて、
- マウントされたことがあるか?
- どんなマウントなのか
- 言い返すにはどうしたらいいか
などをインタビューしました。
そのコロナマウントの調査結果が、このたび完全に公開されました。
【調査結果】コロナマウントを取られたことがあるか?
コロナマウントをしたことがない人は全体の2割程度で、コロナマウントをしたことがある人は全体の8割程度であることがわかりました。
年代別に詳しく見てみると、20代では9割がコロナマウントを経験していることがわかりました。
年代が上がるにつれてコロナマウント率は低くなり、50代のコロナマウント経験率は60%にまで減少しました。
コロナ・マウント調査の調査期間と方法
コロナマウントに関する調査は、Lip Popが2020年4月25日~26日に、10代~50代の男女を無作為に抽出して実施したものです。
- 性別
- 年齢
- コロナマウントをされたことがあるかどうか
- どんなマウントをされたか
- どのように言い返しているか
をネットリサーチの手法で調査しました。
コロナ・マウント調査に参加した人の属性
オンラインリサーチに回答された方の属性は、女性が58%、男性が42%で、女性の方がやや多い結果となりました。
回答者の年齢層は、20代から40代が最も多く、50代は少数でした。
コロナマウント:タイプ別
- <出社している人にマウント!>
- <会社の規模や事業内容をマウント!>
- <給与問題をマウント!>
などのようです。
マウント行為のなぜ?
マウントの語源は、武術で相手をまたぐ「マウントポジション」にあります。
これは、上にまたがっている人が一方的に攻撃できる状態のことです。
マウントという言葉は、相手の上に立つという精神的なマウントポジション(乗馬のような体勢)に由来しているのです。
もともとはインターネット上で使われていた言葉で、そこから世界中に広まったのですが、SNSの発達に伴い、インターネット上でも簡単にマウントが取れるようになり、多くの人がこの言葉を使うようになりました。
現在では、日常生活の中に溶け込み、会話の中でも使われるようになりました。
若者の●●離れ、という言葉のように、▲▲マウントという言葉も多く聞かれますね。
皆さんはどうですか?